司法書士の現状|司法書士が行う講習会

司法書士は地域の市民などの支援を行う業務が多いせいか、市民にとってはかかせない存在です。しかしながら大都市には弁護士・司法書士が集中して存在するのに、地方では過疎化し、いざというトラブルのときに対応できなくなっているという問題が生じています。この過疎化が原因でトラブルが起きても泣き寝いりせざるをえない人たちもいます。例えば、地方ではトラブルを、市役所やそのほかの長に相談しようと思っても、知り合いであるということが少なくありません。そういう人に相談してしまったら、たちまち噂が広がりかねません。できれば、地元に縁のない司法書士などが対応できるほうがプライバシーも守られますね。また、他人の紛争の仲介に入ることで金銭的な利益を上げようとする輩も出現してきます。悪質業者と手を組み、不当な商品を売りつけた後、法律の一部の知識だけを振りかざし、親切なフリをして味方であるかのように見せかけ、解決後にその報酬として不当な金銭を受け取るのです。地域に相談できる法律家がいないゆえの問題です。こういった問題を解決するべく、日本司法書士会連合会では平成19年に地域司法拡充基金を設置しました。訴訟代理人として認定された司法書士の開業支援を行ったり、司法書士の育成に力を入れる事務所への助成金を交付するなどしています。そうすることで、できるだけ地方に司法書士をおくようにし、トラブルをひとつでも起こさないように防ぐ効果、またすぐに解決できる体制を整えるように取り組んでいます。


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